院長紹介
院長紹介

私は歯学部の学生の時から、噛み合わせについて非常に興味を持っていました。しかし噛み合わせの治療は歯科医師の経験や修練によるところが多く、必ずしも良好な結果を得られないこともあります。昨今歯科医療のデジタル化が急速に進んだことで、今まで噛み合わせについてよく分からなかったことや、匠の歯科医師にしかできなかった治療が可視化され、数値化することで、私のような凡人でも真似ができるようになりました。
また今までハードルの高かった矯正的分析も、通常の歯科治療にも活かすことができるようになり、インプラント治療と同時に矯正処置を行うことも増えてきました。今後もどんどん技術革新が進み、治療手法も変わってくるものと思います。私は新しい知見を学ぶことや技術を身に着けることが楽しく、仕事自体が趣味みたいなものだと感じています。
歯科医師として、特に噛み合わせを重視したインプラントや審美歯科治療に情熱を持ってあたってきました。治療を通じて皆さまに喜んで頂くことにやりがいを感じています。今後もさらに研鑽を積み、もっと皆さまに笑顔になってもらえれば嬉しく思います。
経歴
- 1999年
福岡歯科大学卒業
- 1999年
福岡歯科大学附属病院(現:福岡歯科大学医科歯科総合病院)卒後臨床研修医(口腔インプラント科)
- 2004年
福岡歯科大学大学院修了(咬合修復学講座口腔インプラント学分野専攻)
- 2004年
福岡歯科大学咬合修復学講座口腔インプラント学分野助手
- 2006年
社団法人日本口腔インプラント学会口腔インプラント認定医(第569号)
- 2007年
福岡歯科大学口腔顔面美容医療センター講師
- 2009年
医療法人長光会長島病院
- 2011年
福岡歯科大学咬合修復学講座口腔インプラント学分野臨床教授
- 2011年
- 2014年
こころ歯クリニック開院
- 2018年
ICOI (International Congress of Oral Implantology) Fellowship
講演・雑誌掲載
- WHITE CROSS 歯科医師向け歯科業界情報サイト
- 福岡口腔インプラント研究会 日本口腔インプラント学会認定講習会

所属学会・スタディーグループ
業績
- 自家骨移植による上顎洞底挙上術施行例とその術後のCTエックス線画像所見
日本口腔インプラント学会誌 第13巻 第3号578-586 平成12年発行 - GBR施行例の臨床的検討 -Staged Approachで行った症例について
日本顎顔面インプラント学会誌 第1巻 第1号 3-10 平成14年発行 - 当院で埋入後撤去したインプラントの臨床的検討
福岡歯科大学学会誌 第30巻 第2号 59-68 平成15年6月25日発行 - Higher Expression of Collagen-binding Small Leucine-rich proteoglycan Genes in Mouse Mandibular Bone Marrow than Femoral Bone Marrow
Journal of Hard Tissue Biology Vol. 12 No. 2 56-62 平成15年発行 - 他院で埋入後経過不良のためインプラントを撤去した症例の臨床的検討および撤去後の補綴処置について
日本口腔インプラント学会誌 第17巻 第1号 31-38 平成16年3月31日発行 - Quantitative Analysis of Messenger RNA Expression of Lysyl Hydroxylases in Mandibular and femoral Bone Marrow of Senescence-accelerated Mice
Journal of Hard Tissue Biology Vol. 13 No. 1 47-52 平成16年発行 - 福岡歯科大学附属病院に勤務する歯科衛生士のインプラント治療に対する意識調査
福岡歯科大学学会誌 第31巻 第1号 1-8 平成16年3月25日発行 - 下顎無歯顎に対しインプラント治療を行った症例についての臨床的検討
日本顎顔面インプラント学会誌 第4巻 第1号 11-21 平成17年12月20日発行 - インプラント支持オーバーデンチャー装用者の口腔衛生管理について─即時荷重を行った12症例での分析─
福岡歯科大学学会誌 第31巻 第4号 205-212 平成17年8月発行 - 歯科治療や手術の実効的な見学実習を行うためのCCDカメラを用いた支援装置開発の試み
福岡歯科大学学会誌 第32巻 第1号 29-34 平成18年3月発行 - ボーンアンカードブリッジで補綴した下顎無歯顎および多数歯欠損患者の口腔衛生管理について
福岡歯科大学学会誌 第32巻 第2号 51-59 平成18年6月30日発行 - An Inverted Observation Technique for Interactions Between Titanium Oxide and Cells on Commercially Pure Titanium
Key Engineering Materials Vols. 309-311(May 2006) 363-366 2006 - Formation and Properties of Transparent Titanium Thin Films by DC Magnetrons Sputtering for Observing Interactions between Titanium and
Transactions of the Materials Research Society of Japan 31(3) 677-680 2006 - 下顎第一大臼歯一歯欠損と下顎無歯顎のインプラント治療に対する九州地区開業歯科医師の意識と治療の現状
福岡歯科大学学会誌 第33巻 第1号 11-19 平成19年3月31日発行 - 審美修復治療のマネージメント14 コンサルテーション
補綴臨床 Vol. 42 No. 6 2009 - 審美修復治療のマネージメント15 コンサルテーション,スタッフ教育
補綴臨床 Vol. 43 No. 1 2010 - 審美修復治療のマネージメント16 機能の診査・診断
補綴臨床 Vol. 43 No. 2 2010 - PET(18F-FDG)/CT検査を用いた慢性歯周炎患者における歯周組織炎症の評価
日本歯周病学会会誌 60(2):105-116, 2018
その他学会発表多数あり
資格について
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」について
「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」は、口腔インプラント学に関わる広い学識と専門的技能を有する歯科医師に対して、「口腔インプラント専門医」の資格を与えています。
◦「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」資格取得の条件
・5年以上継続して正会員である。
・研修施設に通算して5年以上在籍している。
・日本歯科医師会会員である。
・専門医教育講座を3回以上受講している。
・同会学術大会および支部学術大会に8回以上参加している。
・同会専門医制度施行細則に定める所定の研修を終了している。
・口腔インプラント指導医2名(内1名は施設長)の推薦を得ている。
・施行細則に定めるインプラント治療の経験がある。
・ケースプレゼンテーション試験に合格している。
・同会学術大会または支部学術大会において2回以上発表を行なっている。
・施行細則に定める口腔インプラントに関する論文業績を1編以上有している
など
◦「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」資格保持の条件
・5年ごとに資格の更新をする。
・委員会の議を経て、理事会で更新される。
など
詳しくは、「公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医制度規程」をご覧ください。
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」について
「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」は、口腔インプラント学に関わる広い学識と専門的技能を有する歯科医師に対して、「口腔インプラント指導医」の資格を与えています。
◦「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」資格取得の条件
・10年以上継続して正会員である。
・研修施設に通算して8年以上在籍している。
・専門医教育講座を申請前直近の3年間に3回以上受講している。
・同会学術大会および支部学術大会に直近の10年間に10回以上参加している。
・同会学術大会および支部学術大会において6回以上発表(内2回は主演者)を行なっている。
・口腔インプラント指導医2名(内1名は施設長)の推薦を得ている。
・施行細則に定めるインプラントによる治療の経験がある。
・同会が指定する救命救急に関する講習会を1回以上受講している。
など
◦「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」資格保持の条件
・5年ごとに資格の更新をする。
・委員会の議を経て、理事会で更新される。
など
詳しくは、「公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医制度規程」内「指導医の申請資格」以下をご覧ください。